ED、抜け毛、動脈硬化などを招く男性更年期障害

男性ホルモンは年齢を重ねるに伴い、徐々に分泌量が減少します。すると体や心にさまざまな症状が現れます。
身体的症状には、筋肉減少・肥満・抜け毛・ED(勃起不全)など、精神的症状には不安感・イライラ・性的欲求の減少などがあります。これらの症状は、男性更年期障害とも呼ばれています。
しかし更年期障害といえば女性特有の症状であると思われがちなため、それぞれの症状を別々に治療する男性が少なくありません。
特に男性にとって最も大きな悩みである抜け毛やEDは、この傾向が強く見られます。男性更年期障害を放置しておくと、深刻な病気を発症する恐れがあります。
たとえば男性の体は内臓脂肪が付きやすい性質がありますが、脂肪燃焼機能が低下して脂肪量が過剰になるとメタボリックシンドロームを引き起こし、高血圧・高脂血症・動脈硬化などの原因となります。
複数の生活習慣病が重なって発症すると、治療は長引きます。特に動脈硬化は自覚症状が現れにくく、気づかないうちに脳梗塞や心筋梗塞など命に係わる病気を引き起こす恐れもあります。
精神面での症状にも気を配る必要があります。不安感やイライラで眠れなくなると日中の活動に影響を及ぼしてしまうかもしれません。不安感を覚える男性
男性特有の冒険心や活動力が減るのも特徴です。場合によってはうつになることもあります。男性更年期障害は、症状の個人差はありますが、男性であればだれにでも起こるものです。
こうした症状を防ぐためには、体や心に何らかの不調を感じたり、健康診断の結果が前回より大幅に変化していたら、すぐに医師に相談することが大切です。最近では専門外来のクリニックも増えてきています。
何らかの病気が発症していたとしても、早期発見によって短期間で治療が可能になります。
まだ男性更年期障害が発症していない方でも、将来のためにこうした症状について理解しておくことをお勧めします。